水虫(白癬)について

山本医院では、水虫(白癬)の検査・診断および抗真菌薬(塗り薬・飲み薬)による治療を行っています。
「水虫ができたと思って受診したが、実際は湿疹だった」というケースは半数以上にのぼります。
 水虫と湿疹では治療法がまったく異なり、誤った治療は症状を悪化させる原因になります。
市販薬で自己判断せず、皮膚科で正確な診断を受けることをおすすめします。当院では、処方箋が必要な新しい外用薬の処方も可能です。
水虫は足や爪だけでなく、体・手・頭皮などにも発症することがあり、人から人へ感染する点にも注意が必要です。

原因
水虫は、**白癬菌(はくせんきん)**と呼ばれる真菌(カビの一種)が皮膚の角質に感染することで発症します。

  • 感染部位:足の裏・指の間・爪・手・体など
  • 感染後すぐに症状は出ない
  • 高温多湿の環境で菌が増殖し症状が出現

特に梅雨から夏にかけて悪化しやすく、乾燥する冬には症状が落ち着く傾向があります。

症状
水虫は体のさまざまな部位にでき、部位によって症状が異なります
足の指の間

  • 白くふやける
  • 水ぶくれ
  • 赤くただれる、痛みやかゆみ
  • 皮がむけるだけで、かゆみが出ないこともあります

土踏まず・足の指の付け根

  • 強いかゆみ
  • 小さな水ぶくれ
  • 治っても別の場所に再発しやすい

足の裏全体

  • 角質が厚くなり、白い粉をふいたような見た目
  • かゆみが少なく、水虫と気づきにくい

その他

  • 爪・手・体・頭皮などにも発症することがあります

検査

  • 疑わしい皮膚や爪の一部を採取
  • 顕微鏡で白癬菌の有無を確認
  • 10~15分程度で結果が判明

必要に応じて、提携検査会社へ依頼することもあります。

治療
治療は抗真菌薬の塗り薬・飲み薬を用います。

  • 基本:塗り薬による治療
  • 効果が出にくい部位や重症例:飲み薬を併用

症状が改善しても、一定期間治療を継続することが再発予防に重要です。
 足の水虫の場合、4週間以上の外用治療が必要です。

注意点・予防

  • バスマット、カーペット、スリッパの共用で感染することがあります
  • 菌が付着しても、すぐに発症するわけではありません
  • 菌が増殖すると症状が出現します

予防のポイント

  • 足や指の間をよく洗い、しっかり乾燥させる
  • バスマットやスリッパの共用を避ける
  • 通気性のよい靴を選ぶ