更年期というと女性の症状といったイメージが強いかもしれませんが、男性でも更年期障害が起こることがあります。
更年期症状というのは病気ではありませんが男女それぞれに特有の性ホルモンが、加齢に伴って低下することで現れます。また、個人差が大きく、性ホルモンが低下したからといって全員が症状を感じるわけではありません。
男性ホルモンであるテストステロンが低下することで起こります。テストステロンは40歳前後から徐々に低下していきます。
ストレスや生活習慣が乱れることで、若年の男性にも見られることがあります。
身体症状、精神症状、性機能症状の大きく3つに分けられます。
身体症状では、肥満やメタボリックシンドローム、関節痛、疲れやすさ、動悸、発汗、火照り感、頻尿、皮膚や体毛の変化、骨塩量の減少が挙げられます。
精神症状は、憂うつ、焦り、不安、イライラ、集中力の低下、記憶力の低下、睡眠障害などです。
性機能症状としては、性欲低下や勃起機能の低下です。
女性の更年期障害は症状とよく知られているため気づきやすいですが、男性の更年期障害はまだ知らない方も多く、自覚しにくい症状です。
問診にて症状を伺い、血液検査でホルモンの分泌量を調べます。
血液検査は自費の検査となります。
また、生活習慣病やうつ病など他疾患との鑑別も必要であり、症状をみただけで男性更年期障害であると確定診断することは難しいといわれています。
何度か受診していただくことで、前回との検査データを見比べたり、症状の経過を把握して診断することができます。
男性ホルモン補充療法や、漢方の内服によって血液中のテストステロンを増加させます。まずは血液検査で適応かどうかを調べます。その後定期的に症状を確認し、投薬します。
生活習慣を見直すことも重要です。ストレスの緩和や、睡眠時間の確保など、身体がホルモンを分泌できるよう生活リズムを整えることが重要です。
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