旅行や学校行事など、月経をずらしたい場合には、中用量ピルを用いて月経日を移動することができます。大きく分けて月経日を前にずらすパターンと、後ろにずらすパターンがあります。どちらがよりよいかご自身で判断つきづらい場合は山本医院の医師にご相談ください。
単回の月経移動に関しては、プラノバールという中用量ピルを使用します。プラノバールにはエストロゲンとプロゲステロンが配合されており、エストロゲンの量が低用量ピルより多いため、下記の副作用が強く出ます。
・吐き気、嘔吐
・便秘、腹痛
・だるさ、食欲不振
・胸の張りや痛み(乳首の痛み)
・不正出血など
・体温の上昇(高温期の長期化)
・頭痛
副作用に対する薬も処方することができますので医師に相談ください。
下記の方はプラノバールによる副作用が重篤化する可能性が高く、服用できません。
・乳癌や子宮癌がある
・血栓ができやすい体質、血栓性静脈炎、肺塞栓症
・重症の肝機能障害
・脂質代謝異常
・妊娠または妊娠している可能性がある人
ずらしたい生理の前の生理が始まった時~5日目までにプラノバールを内服し、生理を起こしたい日の2日前まで服用を続けます。具体的な生理日移動に関しては医師からご案内します。
生理予定日から1週間程度は後ろにずらすことができます。
生理予定日の7日前から希望する生理開始日の2日前まで服用を続けます。具体的な生理日移動に関しては医師からご案内します。
月経移動ピルの処方は自費診療になるので、診察料含め5000円程度です。
併せて副作用の薬をご希望される方は1000円程度追加でかかります。
身分確認のため、山本医院を受診する際には健康保険証をご持参下さい。
保険証で受診内容が誰かに伝わってしまうという心配はございませんのでご安心ください。
現在、菅原医師および山本医師の診察日のみ診察・処方しております。
お手数をおかけいたしますが、受診の前にお電話 (03-3895-5365) にてご確認ください。
基本情報
住所:〒116-0001
東京都荒川区町屋4-8-4
最寄駅 都電荒川線 東尾久三丁目駅から徒歩3分
電話番号 03-3895-5365
※土曜日の診療時間は12時まで行っております。
休診日:土曜午後・日曜・祝日