花粉症には2月ごろになると多くの日本人が悩まされ、今や国民病ともいえる疾患となっています。町屋の山本医院でも多くの患者様が花粉症などのアレルギーに悩まされ、受診されます。
春先に多い花粉症は、ニュースでも毎年報道されるように、スギ、ヒノキが有名です。夏から秋にかけてブタクサ、ヨモギ、カモガヤ、イネ科の植物と続きます。花粉ではありませんが屋内ではハウスダストやカビなど様々な物質がアレルギー症状を引き起こします。このような物質のことをアレルゲンといいます。
アレルゲンが体内に入ることで、アレルギー反応として鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどが出ます。
アレルギー反応を抑える薬を内服、場合により点眼、点鼻をして治療をします。
また、アレルギー検査を行うことで、アレルギーの原因を調べるとともに、アレルゲンを避け、また早期の治療や根治療法につなげることができます。山本医院では、View39などのアレルギー検査を行うことができます。
吸い込んだり、荒れた皮膚を通してアレルゲンが体内に取り込まれると、体では自分の体では作られないもの「異物」として認識されます。そして、異物を排除するための標識としてIgEという抗体が作られます。この抗体が肥満細胞という細胞と反応し、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンなどの物質が放出されます。体の防御機構の一つですが、風邪のウイルスなどと異なり、本来人体に無害であるものに対して過剰反応している状態が花粉症などのアレルギーです。
アレルゲンが接する部位によりそれぞれの症状が出ます。
目の結膜に付着すると、充血したり、痒くなったりします。
鼻の粘膜につくと鼻水が止まらなくなったり、粘膜がむくんで鼻の通りが悪くなったりします。
のどにつくと、風邪のようにいがらっぽい症状や、咳などが出ます。
さらに吸い込み、気管につくと、咳や気管が狭くなることによって喘息症状を引き起こすこともあります。
アトピーや、荒れた皮膚に付着したり、食物を摂取すると蕁麻疹がでて赤く膨れます、
全身状態として疲れやすさや息苦しさ、倦怠感を感じる方もいます。
血液検査で、IgEという抗体の量を調べます。
IgEはそれぞれの抗原に付着する性質があり、症状の疑わしい項目を選んでそれに対するIgEの量を調べることになります。
単純に、スギとヒノキだけ調べたいということでしたら、それぞれに対するIgEを測るという具合です。
1項目ずつ検査すると、保険適応で約500円程度の自己負担となります。
View39などのセット項目では、頻度の高い項目でセットになっており、約5000円程度の自己負担となるため、アレルゲンがわからない場合には、一つずつ疑わしいものを選択するより費用が少なくて済む場合があります。
View39というのはIgEの検査を39項目セットにしたもので、大きく分けて吸入系アレルゲンと食物系アレルゲンで構成されます。
注意点として、IgE検査をして陽性であっても実際にアレルギー症状が出ない場合があることがあげられます。
吸入系アレルゲンはアレルギー症状とほとんど合致するといわれています。
一方食物系アレルゲンはその食物を摂取しても皮疹などが現れない場合があり、補助的診断となります。
食物系アレルゲンに関しては、さらなる検査としては、その食物に対する食物誘発試験などを行い調べる方法があります。通常摂取していて症状が特にないのに検査では陽性だった場合に食べことを禁止する必要は必ずしもありません。
胃薬や吐き気止め、整腸剤などで治療を行います。十分な水分が取れない場合は点滴を行うこともあります。
原因が細菌によるものであれば抗生物質を処方することもあります。
緊急の内視鏡を行うこともあります。
血液検査で、IgEという抗体の量を調べます。
IgEはそれぞれの抗原に付着する性質があり、症状の疑わしい項目を選んでそれに対するIgEの量を調べることになります。
単純に、スギとヒノキだけ調べたいということでしたら、それぞれに対するIgEを測るという具合です。
1項目ずつ検査すると、保険適応で約500円程度の自己負担となります。
View39などのセット項目では、頻度の高い項目でセットになっており、約5000円程度の自己負担となるため、アレルゲンがわからない場合には、一つずつ疑わしいものを選択するより費用が少なくて済む場合があります。
View39というのはIgEの検査を39項目セットにしたもので、大きく分けて吸入系アレルゲンと食物系アレルゲンで構成されます。
一部のアレルギーには減感作療法という、根治療法があります。治療が終了すると約85%の方に効果があるといわれています。当院では、スギおよびダニに対する舌下免疫療法を行っています。
薬剤を1分間舌の裏で保持し、飲み込む、という方法です。1日1回で毎日続けます。
花粉のない6-12月に始める必要があります。
薬を使えない人は、妊娠している方、重症の喘息のある方、抗がん剤、ステロイド、βブロッカーなどを使用中の方、口の中に傷のある方、などです。
治療の適応や注意点などは医師にご相談ください。
基本情報
住所:〒116-0001
東京都荒川区町屋4-8-4
最寄駅 都電荒川線 東尾久三丁目駅から徒歩3分
電話番号 03-3895-5365
※土曜日の診療時間は12時まで行っております。
休診日:土曜午後・日曜・祝日
住所
東京都荒川区町屋4-8-4
電話
診療項目
内科・消化器内科・皮膚科・泌尿器科・各種検診
診療時間
平日 9:00 ~ 12:30 16:00 ~ 19:00
土日祝日 9:00 ~ 12:00
休診日
土曜午後・日曜・祝日