大腸カメラ検査で見つかる病気とは?

荒川区の大腸カメラ検査が行える消化器内科【山本医院】です。
大腸カメラ検査は、大腸の内部を観察する検査方法の一つであり、大腸がんや大腸ポリープなどの病気を早期発見することができます。大腸がんは発症初期に症状が現れず、進行すると治療が難しくなることがあるため、定期的な検査が重要です。また、大腸ポリープは大腸がんの原因となることがあるため、早期発見・除去が必要となります。

大腸カメラ検査は、腸内カメラを使用して内視鏡的に大腸を観察するため、痛みや不快感を伴うことがあります。しかし、大腸がんや大腸ポリープを早期に発見し、治療することで、生命を守ることができるため、その重要性は高く評価されています。大腸カメラ検査を受けることで、自分自身や家族の健康管理につなげることができます。

大腸カメラ検査で見つかる病気

大腸がん

大腸がんは、大腸の内部でがん細胞が増殖し、腸管壁を破壊する病気です。大腸がんの原因は明確にはわかっていませんが、加齢や遺伝的要因、生活習慣の乱れ(喫煙や飲酒、運動不足など)が関与しているとされています。大腸がんは初期段階では症状が現れないため、定期的な大腸カメラ検査が重要です。大腸がんの症状には、便秘や下痢、腹部痛、便の形や色の変化、貧血、体重減少などがあります。

大腸がんが大腸カメラ検査で見つかる場合の治療法について

大腸カメラ検査で大腸がんが見つかった場合、その後の治療方針はがんの進行度合いによって異なります。初期の場合は手術によるがんの除去が可能なことが多く、その後の再発を防ぐために追加の治療(化学療法や放射線療法)が必要となることもあります。進行した大腸がんの場合は、手術や化学療法、放射線療法の組み合わせによる治療が必要となります。

大腸がんの予防について

大腸がんは早期発見・治療が大変重要ですが、その前提として予防が非常に大切です。予防方法としては、適度な運動やバランスのとれた食生活、タバコやアルコールの過剰摂取の回避、定期的な検診などが挙げられます。また、大腸ポリープの早期発見・除去も大腸がんの予防につながります。

大腸ポリープ

大腸ポリープとは、大腸の内壁にできる小さなイボ状の腫瘍です。大腸ポリープは、大部分が良性のものですが、中にはがん化する場合もあります。大腸ポリープが大腸がんになる確率は低いですが、早期に発見して取り除くことで、大腸がんのリスクを減らすことができます。

大腸ポリープが見つかった場合の治療法について

大腸カメラ検査で大腸ポリープが見つかった場合、取り除くことが必要です。大腸ポリープの取り除き方は、大部分が内視鏡的手術によるポリペクトミーです。内視鏡的手術は、ポリープを取り除くために内視鏡を使用し、ポリープががん化している場合は、手術を行うことになります。

炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎など)

炎症性腸疾患は、大腸の内壁に炎症が起こる慢性的な疾患で、クローン病や潰瘍性大腸炎が代表的な病気です。症状には、下痢や腹痛、便秘、貧血、体重減少などがあります。炎症性腸疾患は、原因はまだ完全にはわかっておらず、自己免疫異常によって引き起こされると考えられています。

炎症性腸疾患が大腸カメラ検査で見つかる場合の治療法について

炎症性腸疾患が大腸カメラ検査で見つかった場合、治療方針は病気の進行度合いや症状によって異なります。軽度の場合は、生活習慣の改善や薬物治療が行われます。重症化した場合は、抗生物質や免疫抑制剤などの投与や手術が必要になる場合があります。また、炎症性腸疾患は、慢性的な疾患であるため、治療後も定期的な検査や医師のフォローアップが必要です。治療が適切に行われることで、症状の改善や病気の進行の抑制が期待できます。

大腸カメラ検査で見つかった場合の次のステップ

見つかった病気に応じた治療法については、前述の通り、大腸がん、大腸ポリープ、炎症性腸疾患それぞれに応じた治療法があります。大腸がんや大腸ポリープの場合は手術や化学療法が必要な場合がありますし、炎症性腸疾患の場合は薬物療法や生活習慣の改善が行われます。

再検査や追加検査の必要性については、大腸カメラ検査で見つかった病気の進行度合いや種類によって異なります。例えば、大腸ポリープの場合は、ポリープが取り除かれた後に再検査を行い、ポリープが完全に取り除かれているかどうかを確認する必要があります。大腸がんの場合は、周囲のリンパ節や他の臓器に転移していないかどうかを確認するために、追加の検査が必要になる場合があります。

また、大腸カメラ検査で見つからなかった場合でも、年齢やリスクファクターに応じて定期的な検査を受けることが推奨されます。大腸がんの場合は、定期的な大腸カメラ検査や便潜血検査などの検査を受けることで、早期発見と治療が可能となります。

まとめ

大腸カメラ検査で見つかる病気には、大腸ポリープや炎症性腸疾患などがあります。大腸ポリープは良性が多いが、がん化することもあり、取り除くことが必要です。炎症性腸疾患は、クローン病や潰瘍性大腸炎が代表的であり、下痢や腹痛などの症状があります。治療法は病気の進行度合いや症状によって異なります。
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