こんな症状が出たら胃カメラ検査を受けてください
胃カメラ検査を受けた方がよい症状というのはどのような症状なのでしょうか?
今回は胃カメラ検査を受けるべき症状と、胃カメラを受ける流れや注意点についてご紹介させて頂きます。
▼胃カメラ検査を受けるべき症状とは?
胃カメラを受けた方が良い症状は、胃に違和感を感じた時です。以下のような症状の場合は胃カメラの検査を受ける事をおすすめします。
・急に吐血をしたり、下血をした
・吐き気や胃部に不快感がある
・病院で精密検査が必要だと言われた
・経過観察が必要と診断はされたが放置してしまっている
胃に穴が開いた時には、多量の吐血や下血が起きる場合もあります。このような場合はすぐに受診しましょう。吐き気やイライラが続いている時も何かしらの異常がある場合もあります。薬を飲んでいても症状がおさまらない場合も病院で診てもらってください。病院で定期的に検診を受けていて、精密検査をする必要があると診断された場合は、なるべく早急に胃カメラの検査を受けるようにしてください。指摘を受けたにもかかわらず放置してしまうと、症状が悪化して体に負担がかかってしまいます。
食事をしたあとに胃が痛くなったり、胃液が込み上げてきたりした時も、早めに消化器内科を訪れましょう。また、空腹時に胃の痛みや吐き気など、違和感を自覚した場合にも注意が必要です。ほかにも、胃もたれや胸やけなど、胃に関する症状は意外と多いです。しかも、過労やストレス、暴飲暴食が原因で、胃が痛むだけではありません。胃潰瘍や胃がんを発症している可能性もあります。そのまま放置していると、重篤な症状に陥って、治療が困難になってしまうので注意が必要です。早期発見をすれば、治療が軽くて済むので、胃に不快感があるならば、医療機関で診察を受けることが大事です。
▼胃カメラを受ける流れと注意点
多くの消化器内科では、胃カメラの診察を受ける場合の注意点と流れについて説明を行っています。
胃カメラ検査を受ける流れは下記になります。
①検査前日について
夕食は午後9時頃までに済ませてください。それ以降は食事をしないようにお願いします。また、夕食の際には硬いものは避けていただき消化に良い食事を摂ってください。水分に関しては就寝前までは適度に取って頂いても大丈夫です。
②検査当日
検査当日は必ず朝食を食べずにご来院ください。高血圧のお薬を服用している方に関しては、少量の水で内服してご来院頂くようにお願いいたします。
※来院時の注意点
なるべくリラックスできる服装で来院頂くようにお願いします。胃カメラの検査を受けた後は、患者様によってはふらついたりする方もいますので、車での来院はできるだけ避けるようにお願いします。
③問診
アレルギーや既往歴、検査歴、内服歴、ピロリ菌除菌歴などを問診します。
④検査開始
胃の中の泡を消して観察しやすくなるため、胃の泡消しの水薬を飲んでいただきます。検査用ベッドに休んで頂き、血圧と酸素濃度測定用のモニターを装着して頂きます。ご希望であれば麻酔を点滴いたします。胃カメラの検査は通常5~10分程度かかります。
⑤検査後
検査後はお休みしていただきます。麻酔をした方は少し長めに休憩を取ります。その後検査結果を説明させて頂きます。
⑥帰宅後
検査終了後、1時間程度は麻酔が効いているかもしれませんので、なるべく食事は控えてください。それ以降は通常通り食事して頂いて問題はありません。
▼胃カメラ検査の注意点
・検査前日
検査前日の夕食は午後9時までに済ませてください。飲水は自由にしていただいて構いませんが、アルコール類は控えてください。糖尿病や高血圧などの基礎疾患がある方は事前に医師まで報告ください。また、服用している薬があればそちらも報告ください。
・検査当日
朝食は食べずに病院に来てください。少量の水であれば飲水していただいても構いません。麻酔を使用される方もいらっしゃると思いますが、検査後にふらついたりする可能性もございますので、なるべく車での来院は避けていただき、電車などでお越しください。
・検査後
鎮痛剤を使用された方に関しましては、検査後にアルコール類を摂取するのは当日だけは控えてください。また、検査に麻酔を使用された方に関しては、検査後の説明を忘れてしまうという方も中にはいらっしゃる可能性がございますので、その際は再度担当医師までお気軽にお申し付けください。
▼まとめ
以上、胃カメラの検査を受けるべき症状と、胃カメラ検査の流れ・注意点に関してご説明させて頂きました。定期的に胃カメラの検査を受けて頂く事で、胃がんの早期発見や治療に繋がります。胃に違和感を感じたり、急な吐き気などに襲われた場合は、胃カメラの検査を受けて頂く事をおすすめいたします。荒川区町屋・東尾久付近の内科【山本医院】では、胃カメラの検査を行っておりますので、お気軽にご相談ください。